不老長寿の新薬発見か?

秋雨前線、関東地方に停滞中で昼からシトシト と雨! 晴耕雨読の生活ですが午前中は、 Channel-20(NECO)で 山本雄三原作の映画 「路傍の石」 を懐かしく最後まで観てしまった。この映画は伯爵が小学生か中学生の時、母親に連れられて観たもので、唯一母親と映画館に行った思い出の映画でした。吾一少年が反物問屋に丁稚奉公に出され、貧困の中での悔しさをバネにして大きく成長していく姿が 映し出されている映画でした。文部省特選・・・

インターネットのニュースを読んでいたら、老化現象について書かれた記事がありましたので転載しました。 伯爵は先日も 日野原重明さんの著書 『私のすすめる健康の秘義』 を紹介したりしたので、自分の健康に自信を無くしたのでは・・・?と思いますが、さに有らず、世の中面白いので100才以上に健康で長生きしようと、モクロンデ いますョ〜! 食は腹八分目、カロリー摂取は控え目に!

MSN ニュース から (10/5)

老化の秘密が見え始めた!老化の鍵を握るタンパク質SMP30
老化とは何か?いつから老化が始まるのか?中年はどこから老人になるのか?実はこのシンプルな疑問に、こうだからあなたは老人と数字を挙げることは今はまだできない。60歳でも肉体年齢は25歳という人もいれば、20歳なのに40歳に見える人もいる。誰にでも当てはまり、納得できる老化の基準作りは難しいのである。

年をとると減るタンパク質の謎
老化研究の専門家は、老化を判定できる老化マーカーはないかと長年調べてきた。そうして見つかったのがタンパク質の一種である「SMP30」である。
若いラットと年を取ったラットのタンパク質の種類を比較したところ、あるタンパク質が加齢と共に減少することが判明した。それが肝臓から抽出されたSMP30だ。

24カ月ラット(人間の60代に相当)のSMP30は、3カ月ラット(人間の10代)に比べ、3分の1まで減少する。人間でも、加齢とともにこのSMP30が減少していくことが確認されており、肝臓・肺を中心に全身に分布していることもわかってきた。SMP30の量を調べれば、今まで基準のなかった体内の老化進行度がわかるだろう。老化マーカーとして利用できるのではないか?と期待されているのだ。

東京都老人総合研究所 石神昭人氏が、遺伝子を破壊し、SMP30が合成できないラットを作ったところ、面白いことがわかった。細菌感染や病気に弱くなり、早死にする、まさに老衰としか思えない症状を示したのだ。

ビタミンCが老化を食い止める
ここからわかるのは、老化の結果、体内のSMP30が減るわけではないということだ。SMP30の減少→老化の促進という図式が成り立つほど、SMP30は老化に深く関係しているのである。

遺伝子破壊ラットをさらに調べたところ、SMP30がビタミンCの合成に関わっていることがわかった。ラットは体内でビタミンCを合成する生き物だ。そのため、ビタミンCはラットを使った実験ができない。抗酸化作用・老化防止などいわれてきたビタミンCの効用は、服用した人の感想に頼るなど今ひとつ根拠のないものだった。ところが今回、ビタミンCを合成できない遺伝子破壊ラットを作り出したことで、ビタミンCが人体に与える影響を動物実験できるようになったのだ。

その結果、ビタミンCを投与した遺伝子破壊ラットの群は普通のラットとほぼ同じだけ生きたが、投与しなかった群は老衰で早死にした。つまりビタミンCを大量に摂ったから長生きできるわけではないが、摂らないと早死にする、これは間違いないのである。

9月に発表された最新の論文によると、老人に多い肺の病気、COPD慢性閉塞性肺疾患)にもSMP30が関係していることがわかった。COPDはウイルス等による疾患なのか、老化現象の1つなのか、今までわからなかったが、遺伝子破壊ラットの肺は肺胞が破壊され、肺としての機能が大きく低下していたのだ。老化が肺を破壊し、COPDを引き起こすのだ。

SMP30が増えれば、健康になれそうだが、SMP30のサプリメントや注射はまだない。そもそもタンパク質であるSMP30を経口摂取しても、胃でアミノ酸に分解されてしまい、効用はなくなる。
今わかっているSMP30の増量方法は、過食を抑え、摂取カロリーを減らすことだ。摂取カロリーを減らしたラットはカロリー無制限の食事を与えたラットより5割以上も長生きした。腹八分目が長生きの秘訣というのは、本当のことだったのである。
【MSN ニュース からの 転載 】
伯爵




Channel-NECO




Channel-20 (NECO)