春の女神、佐保姫!

芽吹きの季節をつかさどる、”佐保姫”は春の女神とのこと。古代中国では 東が春にあたることから、奈良の都の東に在る 佐保山の ”姫”が、芽吹きの季節をつかさどる 女神とされてきたそうです。対して紅葉の季節に 采配を振るうのは、大和の西境に在る 竜田山の ”竜田姫”!

春はすべての生物が躍動し始める季節! ”我が世の春”のように勢いが盛んな様子や、”春をひさぐ”のように性的な意味合いや エロスも含む言葉です。 春を連れて来る ”佐保姫” とは、艶(つや)っぽい幸せの光に包まれている 美しい姫を連想しますね・・・!
【”美しい日本語帳” から転載】

西洋シャクヤクも・・・




花の名は、 ユキヤナギ




ショカツサイ




口紅水仙




ヒヤシンス


伯爵庭に咲く花々、2007. 3.28(W). 撮影