公共放送が何故ニュース毎に、 「為替と株の値動きです」 を伝えるの?

今やアメリカが生んだ「マネーウオーズ社会」「マネーゲーム社会」の失策が原因で世界規模の金融危機を招き100年に一度と言われる大不況の真っ最中ですね。昔は「株の売買」や「先物取引」、「証券化商品」などの売買は専門家、プロと称される方々が行っていましたが、このアメリカ方式のマネーウオーズを「市場開放」などと言って全世界に広めましたね! その結果、生活に欠かせない、石油、穀物、レア金属 など等、枯渇で値上がりするのでは無く、一般の金余りブルジョア層や プロの投資家たちの「買占めで」で 異常高騰させた結果がこの始末! 日本もこの大不況で貧富の差が大きく開きましたね・・・

某国の公共放送と称せられるTV局では、一時間毎のニュースの度に「為替と株の値動きです」と言って一般庶民に伝えています、何故? マネーゲームをしたい方々は インターネットや経済新聞で値動きを調べれば済む事でしょうが。「一般庶民もマネーゲームに参加しなさい・・・」と言っているようで、バクチ社会を奨励しているように思えてなりません。近年は手持ち資金が少なくても、その数倍の掛け金で売買できる「FX取引」なる危険極まりない取引形態も認可され一般庶民、個人投資家に奨励されていますね。 こんなバクチ情報を 何故公共放送局が放送するの?

伯爵は「株の売買はバクチだから、絶対に手をだすな!」と言われて育ちました。何故、公共放送は競輪・競馬・競艇・三億円宝くじ・・・、などの結果を放送しないのでしょうか? 公共放送は、金余りで困っている投資家やブルジョア層に加担し、困窮層を助ける意思を持たないのは何故でしょうか? 公平さに欠けるのは何故でしょうか? 更に、貧富の差を拡大させる意図があるのでしょうか? 伯爵の見解は偏見でしょうか・・・?
文責:伯爵

マネーウオーズ とは?
WTOが 2002年5月に発表した年次報告によると、”物”の取引である貿易量は世界で年間6兆億ドルである。これに対して、世界中で行われている為替取引はその数十倍というスケールである。 1980年代までの多国間の経済戦争の舞台は、”物”の取引である貿易であった。 この経済戦争でどうしても日本に勝てなかったアメリカが 1990年代なって仕掛けたのが お金の戦争「マネーウオーズ」である。
【以上、ビジネス用語辞典、Papyrus より】






Photo by Kanji. August.21(F).2009. at neighborhood in Kamakura.