どうする日本・中国のTPP加盟

『伯爵の時事放談
TPP(Trans-Pacific Partnership、環太平洋経済連携協定)は現在、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシア、チリ、ニュージランド、ブルネイシンガポール、の9カ国で構成され、加盟を検討しているのは、日本、中国、カナダ、フィリピン、等など‥‥。韓国は既に 米韓自由貿易が締結されているので加盟しない様子。


TPPは貿易や投資のルールを話し合う組織で、農業分野を含めて貿易自由化の例外を原則的に設けず、100%の関税撤廃を目指しているそうです。(読売新聞より)


もし 日本がTPPに加盟しないと、今まで輸出で儲けていた工業製品に高い関税が掛けられ、韓国や中国製品に遅れてしまい、国内の景気は悪化する一方に‥‥。 増して 昨今の 元安、ドル安、1ドル80円‥‥、という円高

輸入品は益々 安くなり、庶民は大助かり。
『島国、日本は意識改革と産業構造の変化を‥‥』

既に実施しているように、野菜や農産物は気候温暖な東南アジアや中国の土地を借りて、海老や養殖魚も地球上の適地で育成し安く日本へ‥‥。

日本での新車、日産マーチという車は全てマレーシアで生産され、日本に輸出されています。
インドで生産されている軽自動車は、日本で20万円以下で買えるそうです。

【日本は観光立国へ‥‥】

日本は南北2000km、スキーが出来たり、珊瑚礁の有るところでは冬でもスキューバダイビングが出来たり‥‥。四季折々の美しい景観・景色!、それに調和する数々の文化財

戦争の空襲でも、米軍は文化財都市を避け残してくれました。

伯爵は、数々の海外旅行や仕事で海外諸国を見てきましたが、海外から日本を見た場合、比較した場合、
「日本は何と観光資源に恵まれた国なのだろうか!」‥‥、という事に気付きます。

日本の観光や景観行政がお粗末なのが気になりますが、国民庶民、お役人さん含めて、街中を綺麗にしたり、昔からの景観保存をしたりして、海外から多くの観光客を招き、外貨を稼ぎましょう‥‥。

日本は近い将来、スイスのような、北欧(スェーデン、フィンランド、ノルゥェー、デンマーク)のような国になる事でしょう‥‥。
TPP加盟、貿易自由化で 農林水産業に関わる方々は大変でしょうが、国際化の時代、国際社会、地球規模で考えると避けては通れぬ加盟となる事でしょう‥‥。

伯爵