何故、国の防災都市造り計画が無いのでしょうか・・・?

毎日TV-News で震災津波災害に遭われた状況や被災者方々の困難な生活状況が映し出されています。高さ10mの防波堤なども巨大津波で壊され殆ど役に立たず、村落ごと全てが流され崩壊してしまった所も数多くあるようですね。被災された方々にお見舞い申し上げます。


国や地方自治体、自衛隊や各国からの救援隊の派遣、民間会社やボランティア活動等々で、瓦礫(がれき)の整理や仮説住宅の建設が始まり、”復興”の兆しが見えてきましたね。しかし、被災者が望んでいるは二度と津波災害に襲われない ”安全で安心して住める町造りりです・・・”、とTV-News の中で話されていました。


日本の国土は オランダとは異なり、約90パーセントが山岳地帯で山土が沢山有ります。今回の津波災害に遭われた場所の多くは三陸海岸リアス式海岸で狭い平地の左右には岸壁になった高地が多く、山土に恵まれています。入り江にもなっている狭い平地にその山土を使って海抜20mの盛り土、造成してから町造りをするのが、一番の津波防災になるのではないでしょうか・・・?


エジプトの ”ピラミッド”や 中国の ”万里の長城” は、現代のような重機が無い時代に ”人力”で造られましたね。 現代の日本には、トラクターやブルドーザー、ベルトコンベアーや運搬機材も整っているし、原子力発電所も在るし、海抜20mの都市造りはそう難しくは ない事でしょう・・・?  内需拡大策になるのでは・・・?、国が やる気があるかどうか? ですね・・・


群馬県の八場(やんば)ダムでは、湖底に沈む村落の代替地として 山の中腹地を造成して新村落を造りましたね。 電力不足の折、このダムは多分 水力発電用ダムとして建設工事に着手される可能性が高いのでは・・・?
文責・伯爵


伯爵邸に咲く、珍しい ”香り椿”・・・

Photo by Kanji. the end of March, 2011. a Japonica-flower in my garden.