明るい話しが無い昨今、大企業にも不況の波が ・・・



サンルームの ”僕の花”、ネーミングが Good!・・・


伯爵の社会時評 ・・・

今年も残すところ半月、明るい話しや景気の良い話が聞かれない年の瀬。やはり世界的な不況の波が押寄せているように感じられますね・・・、先進国の失業率の高さ、ヨーロッパ国債の信用不安、ユーロ安やドル安・円高、東北大震災、タイの工場冠水、原油価格の高騰、等々・・・。


円高で日本の ”物造り産業”は大打撃を受け採算が合わなくなっているし、例え輸出しても ”赤字”になりかねない状況。 庶民の収入が減ってきているので耐乏生活、特に耐久商品は ガマン ガマンの連続での消費落込み。デジタル商品などは価格が著しく下落しても売れていない様子かも・・・


庶民からすると、例えお金を持っていても欲しい商品が無くなってきている・・・、という見方も成り立つようです。家も持った、車も持った、薄型テレビや パソコンも買った、何度か海外旅行も経験した、となると 余ほど魅力がある商品を創らないと売れない時代になったのかも・・・?


やはり、”物の時代から、心の時代に” 庶民が重きを置くようになったのかも? ”景気が思わしくない時代は、勉強や資格習得、芸術活動や趣味道楽、パソコン操作の習熟、旅行などで見聞を広めたり、読書や習い事で心や技能を磨き自己改革!、そして スポーツなどで汗を流し 心身を鍛える、等々・・・。


野菜などは家庭菜園で作り、なるべく自給自足のエコ生活へ! 戦後の耐乏生活を思い出すなァ〜。 それにしても国家公務員や地方公務員、準公務員の給料や賞与は民間に比べて良すぎるのでは? 民間では賞与や退職金が貰えない ”派遣社員非正規社員、アルバイト” などが大幅に増えているのに・・・


若者も経済的に大変な時代になりましたが、お年寄りも大変。国民年金の掛金を 25年間(300ヵ月)納めた高齢者の受給金額は約6万円/月だそうです。戸建住宅に一人残った高齢者はこの受給額で生活出来るのでしょうか? 国民健康保険の掛金も払えず困っている人も大勢居ます。戸建住宅に住んでいる高齢者は 生活保護費約15万円の申請は出来ませんね・・・


国は低所得者も、高所得者も ”貧富の差” 即ち ”生活費の収入差”の格差を縮小するのが 急務ではないでしょうか・・・?
文責・伯爵



日銀短観、「大企業・製造業」で悪化…半年ぶり
読売新聞 12月15日(木)8時57分配信

 日本銀行は15日、企業から見た景気動向を示す12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。


 最近の景況感を示す業況判断指数(DI)は、景気判断の目安となる「大企業・製造業」が前回9月より6ポイント悪化してマイナス4となり、半年(2四半期)ぶりのマイナスに転じた。欧州の財政・金融危機や超円高の進行で、企業は景気について慎重な見方を強めている。


 「大企業・製造業」のうち、輸出が伸び悩んでいる「電気機械」のDIは前回より16ポイント悪化してマイナス21に落ち込んだ。「化学」も7ポイント悪化のマイナス6になるなど、16業種のうち10業種が悪化した。歴史的な円高や、タイの洪水による部品調達の遅れが景況感の悪化に拍車をかけた。
【以上、Yahoo-News を転載】