鎌倉シニア大学 三日目は 「小道具が生む映画の名シーン」、服部 宏

鎌倉シニア大学3日目は、神奈川新聞文化部記者の 服部 宏氏。大船松竹撮影所に取材で通われたようで、”映画”には詳しく今日は 「小道具が生む名シーン」と題した講演を映画の部分映像を映写しながら聞かせて戴きました。戦前の日本トーキー映画 「人情紙風船」のラストシーン、小川に浮かび流れ行く 紙風船・・・


”風船” と言えば、チャーリー・チャップリンの映画 ”独裁者”の中で、地球が印刷された直径80cm位の ”ゴム風船” を手まり のようにもてあそぶ名シーンが紹介されたり、「渚にて」 という洋画(白黒)映画で核戦争後に起きた不思議な現象を、潜水艦の乗組員一人が放射能防備服を着てアメリカに上陸、原因を探査するというミステリー・・・


伯爵も映画のハード面に関心があり、イーストマン・コダックの ”総天然色映画” とか色調が渋いアグファ・カラーでの ”秋刀魚の味”、小津安二郎監督の ”ローアングル映像、セリフの短さ”。日本初のシネマスコープ・カラー映画 ”おおとり城の花嫁”、帝国劇場でのロングラン・シネラマ ”魅惑の宵、バリハイ”、ビスタビジョン映画、70mm 幅フィルムでの映像、立体映画、等々・・・、懐かしいですね〜
伯爵


   http://www.hohjinkai.or.jp/interview/0706.html   ← Click






Photo by Kanji. 2014/07/17(Th), the lecture of MOVIE by Mr.H.Hattori