小津安二郎監督のカラー映画 「浮草」のBS放映を視聴しました・・・

夕方から雨の予報。昼間は金沢区西柴でのピアノ教習へ。夜は昼の時間に放映された小津安二郎監督のカラー映画「浮雲」を録画して、夜に鑑賞しました。映画を観ることは忙しくて滅多にありませんが、近年は昔の名画を Digital Re-Make し観易くして放映しているので、映画の筋や内容より、その技術面に関心があって観るようにしています。


小学生時代に観たディズニー社のカラー映画「砂漠は生きている」でしょうか? 日本映画では大映の初カラー映画「地獄門」だったでしょうか?両方共、カラーフィルムは米国 Eastman Kodak 社製でその”色調の派手さ” が印象に残りました。当時 小津監督はこの”色調の派手さ”を嫌い、映画のカラー化には傍観されていましたが、西独製のアグファ・カラーの彩度を抑えた ”淡い色調、渋さ”を好んで使い始め、「秋刀魚の味」と「浮雲」という名作をカラーフィルムで製作されました。
伯爵








Photo by NHK-BS.