全国に先駆けして「平和都市宣言」をした鎌倉市、核兵器の廃絶を願っ

【広報 かまくら平成27年8月1日、第1257号(8)面から

今年は、終戦から70年の節目を迎えます。
市では、いち早く市民の皆様から「平和を守ろう」という声が上がり、昭和33年には「平和都市宣言に関する請願書」が市民有志14名により市議会に提出され、全会一致で採択されました。


これを受けて市では同年8月10日、核兵器廃絶と世界恒久平和の確立、歴史的文化遺産を持つ鎌倉の平和を守り続けるという決意のもとに、全国に先駆けて「平和都市宣言」をしました。
 現在、公募市民による「鎌倉平和推進実行委員会」と協議し平和推進事業を行い、平和の大切さを訴えています。







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【映画を見ての、私見
世界で核燃料のリサイクル技術が未完成で、原発を稼動させると半減期が数万年と言われる危険なウランやプルトニウムがドンドン地球表面に貯まり、子供や孫、人類のみならず地表に生きる生物が危ぶまれのは間違いないようです。人類が危険極まりない使用済み核燃料を、数万年もの間 安全に地下保管できるのでしょうか?


 日本では六ヶ所村もんじゅ での核燃料再処理技術の失敗があり、完成の見通しも無いようです。使用済み核燃料が溜まる一方で何処に捨てるのでしょうか? 月ですか? 宇宙にバラ撒くのですか? 地球上の大気や海水、砂漠は、各国の原水爆実験で放射能汚染され、生き物に異常が生じています。福島ではタンクの汚染水漏れが地下水を汚し始めているほか、メルトダウンした核燃料がドンドン地球汚染を続けています。


8月6日は広島で原爆炸裂、9日は長崎で原爆炸裂、以降 南太平洋での度重なる水爆実験、フランスやソ連、中国など数多くの国々での地下核実験が繰り返され、地球表面は放射能で汚染され続けています。限界を超えているのではないでしょうか? 核燃料は炭素燃料とは異なり、使えば使うほど危険なウランやプルトニウムが増えるという不思議な燃料ですが、目に見えない”放射能”の取扱い技術が未完成では即時、世界の原発核兵器は廃絶すべきでしょう! みらいの人類、生物が平和生存できるように・・・
伯爵

August.1st.2015 Photo by Kanji Kakefuda