脱線事故で思うこと

今日も五月晴れで清々しい朝!昨日はJR西日本の事故から1ヶ月が経ったとTVが伝えていました。亡くなられた方々にご冥福を、負傷された方々にお見舞い申し上げると共に、ご遺族の方々に於いては さぞご無念であったろうとろうと拝察致します。

この事故原因が判明する過程において飛行機の運行と比較して、運転手の「一人乗務」が良いのか、悪いのか、疑問に感じるのは私だけでしょうか?

飛行機事故の確率は、車や電車のそれと比べて格段に低いと言われています。乗客を100人、大型飛行機では400人位搭乗しますが、特に離着陸時やその運行にあたってはコンピュータ制御で半自動化されていていて、乗客には安心感を与えています。
しかしコンピュータや機械は万全ではなく、故障が付きものであることを忘れてはならないと思います。一方人間も乗務中に考え事をしていたり、睡魔が襲ったり、突然の病が生じることが必ずあると思います。即ち、コンピュータ、機械そして人間は完全ではないので、二重、三重、更なる安全策を講じる必要を強く感じます。

旅客機に於いては、正操縦士、副操縦士そして機関士の複数が乗務していると認識しています。しかし乗客を旅客機以上に乗車させることが多い電車運行は、数年前から「一人乗務」に定められたようです。これは多分「経済性」を第一にして、「安全性」を軽視した表れとしか思わざるをえません。

TVや新聞でこの事故内容を知れば知るほど、「一人乗務」でなかったら防げたのではないか・・・?まして数百人の生命を乗せて走る電車の運転に若干23才の青年一人でよいのか・・・? という疑問を持つのは私だけでしょうか、皆さんは如何思いでしょうか? 

伯爵

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