歴史を少し勉強!

今日は朝から重い曇り空、鎌倉宮でエッセイストの 門田 京蔵さんが 「鎌倉の廃寺」 についての講演をされるとのことで聴いてきました。昨日は晴れ間に強い陽射しがありましたが、チャリンコに乗って八幡宮や故・川喜多雄二邸前の黒塀脇を通り、横須賀線の踏切りを渡って英勝寺から 庭園が奇麗な「海蔵寺」へ行って写真を パチリ!パチリ!

「英勝寺」は水戸家の尼寺で 太田道灌(1432-1486)の住まい跡地を譲り受け、1636年に建立されたそうです。茨城県水戸家のお姫様が代々住職になり、美男子であった 水戸光圀(黄門さま)もシバシバ訪れていたようです。史実の水戸光圀は、江戸では舟遊びや歌舞伎を好み、たびたび色里にも出入りしていた・・・、と 『桃源遺事』 という本に書かれてあるそうです。

伯爵家のルーツも茨城県に在った常陸佐竹藩なので清和源氏として、源 頼朝と共に奥州征伐にも行き、徳川家康の時代(1600年)になって、左遷転藩で秋田県へ!その際、「茂木百騎」 という勝れた武士集団が結成され、佐竹義宣(1570-1633)公と共に伯爵家も分かれて移動しました。秋田県湯沢市横手市、大曲市、大館市などに分散して武家屋敷やお城建築、城下町を造ったそうです。この様子が詳しく書かれた史書が残されて在ります。

水戸家にゆかりのある 「英勝寺」 からチャリンコで3分、「海蔵寺」へ!山門前の階段左右に植えてある 萩の花は未だ咲いていませんが、桔梗と芙蓉、そして紅白のサルスベリの花が奇麗に咲いていました。夏の陽射しが強い時間なので拝観者は皆無で、思い通りの構図での写真が撮れました。この 「海蔵寺」 は秋の紅葉も奇麗な処ですョ〜
伯爵





鎌倉で一番最初のお稲荷さん!

源 頼朝が 「蛭ヶ島」 から鎌倉に着いて、此処で寝ていたら白キツネが現れ 幕府を創るよう奨められた・・・、と右の青い看板に書いてありましたョ〜


横須賀線の車窓からも見えます




桔梗の花、海蔵寺




早や、赤トンボが飛んでいましたョ〜




真夏の 「海蔵寺」 境内




写真全点昨日 撮影