格安航空運賃会社が続々誕生!

今夜9時からの BS-i で格安航空運賃会社の特集を放映していました。日本で買う航空運賃は高すぎるということで、国土交通省もやっと腰を上げ今年の秋から自由化する方針とのこと。ちなみに タイに本社が在る 「エアーアジア航空」はクアラルンプールから バリ島までの航空運賃が日本円で600円だそうです。

オーストラリアも 「ジェットスター航空」、日本航空バンコクに本社を置いて「JALエイズ航空」を設立し人件費が安いタイ人乗務員を乗せたり、極力経費を抑えた格安運賃での運行をするそうです。チャーター便でマカオに直行便を飛ばしている「ビバ・マカオ航空」は H・I・S と組んで3万円前後の格安ツアーを販売しているとのこと。

現在の航空運賃割引は IYATAで決めた運賃の7割引きが限度で、それ以下に下げられない国際カルテがあるそうです。加えて日本の飛行場へ支払う離発着料金が1機当たり 150万円(成田空港)と諸外国に比べ高い費用が掛かるので、なかなか格安航空会社の離発着が難しいという問題も抱えているようです。

それにしても、現在は航空運賃とは別に 「燃油サーチャージ」 なる付加料金が乗客に掛かり徴収されています。海外旅行は伯爵のような低所得者にとっては、だんだん高値の花になりつつありますね!この秋口から航空運賃が自由化され続々参入して来る予定の 「格安航空会社」 に期待しましょう・・・
伯爵 窓から富士山が・・・

《航空運賃値下げなるか 国際カルテル独禁法対象に》
航空会社が加盟しているIATAという名前、旅行好きの方、海外によくいらっしゃる方は、ご存知だと思います。 IATA割引価格という言葉も聞かれたことがあるのでは?これは、実は、価格カルテルなんです。(業界団体IATAが統一価格を決めている)

カルテルですから、本来、独禁法にひっかかるんですが、これまで、適用除外とされてきました。その適用除外を外そうという動きが、EUに続いて日本でも出てきました。
公正取引委員会がこの《価格カルテルを、独占禁止法の適用除外とする制度について
「維持する理由はない」と判断、今週中に国土交通省航空法を改正して制度を廃止
するよう求める方針を固めた。》のです。
サンケイ新聞から部分転載】





夕方の九十九里浜・・・




上海空港にて・・・




成田空港にて・・・




モダンな上海空港・・・


Photo by Kanji. at Shanghai &Narita Airport in 2007.