佐竹義宣(よしのぶ)が造った城下町の一つ、角館へ・・・

観光バスは田沢湖を通過して城下町の一つ、角館市(かくのだてし)に入りました。この城下町は 1602年から造られ、武家屋敷や商人町、職人町、などが区分けされて造られています。特に武家屋敷は、湯沢市横手市、大曲市、などに比べ保存状態が良く史跡として管理されつつ、観光化されています。春は四月末に咲く桧木内川提のサクラ並木は有名、工芸品では 「桜皮細工」 も知られていて大勢の観光客で賑わうようです。武家屋敷通りの外れに、「佐竹歴史文化博物館」 が出来ていて入口を覗いたら偶然秋田市内にお住いの館長、 林 美光 氏にお会いできました。氏は数代続いている佐竹藩の「金銀銅杢目金」 工芸士のようで、数多くの作品は海外でも高く評価されているそうです。秋田市内の 「林美光美術館」 にも多くの作品が展示されて在るので、次回はユックリ見に来てくださいとのこと・・・、伯爵の遠い親戚でもあった市会・県会議員を良く知っている方なので、恐縮してしまいました。伯爵 角館、武家屋敷の黒塀・・・武家屋敷の蔵、金銀財宝・家宝が一杯入って居るかも・・・? 林 美光 氏が館長の「佐竹歴史文化博物館」・・・ 関が原の戦い(1600年)以後 徳川家康によって、佐竹藩が茨城・水戸から出羽秋田に転封された時の資料や工芸品の数々が展示されてありました。伯爵 佐竹藩の歴史や 佐竹藩に仕え金銀銅杢目金を 考案した「正阿見伝兵衛」 、その技法を受け継ぐ 「林 美光」 氏のことが書かれた本。坂本成穂 著 「伝兵衛狂い」 のカバー Photo by Kanji. Sep. 5(F). 2008. at the one of old city, KAKUNODATE in Akita pref.