不況時こそ、人生楽しく ガンバロ〜!

世の中、100年に一度の大不況・・・、などと言って大騒ぎしているようですが これは何年も前から予想されていた事で、伯爵は全く動じていません。 1928年の Black-Mondey、株券が紙くず同然になった ”世界大恐慌” は生まれていなかったので経験ありませんが、1945年の敗戦以後 衣・食・住 が欠乏し、何も無いような苦しい時代、貧乏な時代を 親・兄弟・家族と共にガンバッテ乗り越えた体験があるので、強い・・・宮城マリ子さんの歌に 「おいら貧しい靴みがきィ〜・・・」 と唄った歌が有りましたが、未だ街中に 「靴磨き少年」 を見掛けないので、戦後の ビンボー時代には遠く及ばないのでしょうか・・・?戦後65年過ぎて、今や日本は物質的には豊かな国になりました。派遣労働者でも住む処が無くなれば・・・、衣食が無くなれば・・・、国や市町村の行政が援助の手を差し出してくれるし・・・、戦後の不況時と比べたら恵まれていますョ〜

朝食をとりながらTV-SW を入れたら、「生活ほっとモーニング、この人にトキメキッ!」 という番組の再放映。 ”あれから(恋愛)から 40年・・・”で始まる漫談家の 「綾小路君麻呂」 さん、 ”もと豪邸に住んで居られた・・・”俳優の 「有馬稲子」 さん、”高齢になられても現役で舞台公演をする・・・” バレリーナの 「森下洋子」 さん、各々の前向きな生き方や考え方を伝えていました。伯爵が特に参考になったのは 「有馬稲子」さんの生き方考え方。 プールも有って、野球も出来るグランドが有った超豪邸に お手伝いさんを3人も使って住んでいた当時に買い集めた多くの物品、使わないで仕舞い込んだそれらの物品のほとんどを一人になってから処分して、横浜の高齢者用マンションの一室に越して一人生活しているとの事。納戸や物置に仕舞い込んで10年に一度も使わない物、開かない物などは処分すべきと・・・

続けて彼女は、「これからの時代は、物より心の時代ですョ〜!」 と語っていました。特に人生後半に入ると、物を買い集めたり マネーゲームに熱中する気が薄れ、カルチャーセンターなどに通って、「源氏物語」を勉強したり 陶芸教室に通ったり 音楽教室に通ったりして勉強や習い事に熱中した方が、人生楽しくガンバレると・・・。 伯爵も全く同感ですが、総ての物には思い出が沁み込んでいるので なかなか捨てられないのが現状・・・。不況時代は、勉強する時代! ”物は少なく、心は豊かに・・・” と再三話されて居られました。 来年からは100年に一度の大不況、日本社会が 「物の時代から、心の時代へと大変換する節目」 の時かも知れませんね・・・。
伯爵


朝食は食パンが切れてしまい、冷凍庫から中華マンを・・・

Photo by Kanji. Merry X'mas.2009.