金持ちのためのアメリカ式会社運営から、日本式会社運営の見直しが?

今日のNHKクローズアップ現代では、一代で会社を築き上げた故 松下幸之助さんや故 本田宗一郎さんの会社運営理念を受け継ぎ、現代でもその精神にもとずいて運営している日本の会社が紹介されていました。経営者は社員を終身雇用出来るような会社運営、社員が愛社精神を持てるようなしっかりとした理念で労使一体となった運営が存在しましたね。伯爵が最初に在職した500人位の中規模会社では、年に一度新宿コマ劇場を借り切って「社員家族慰安会」を開き、田舎に住む両親を会社の費用で東京に呼んで会社見学をさせたりしていました。

本田宗一郎さんは 鈴鹿の町を借り切って盛大な「社員家族慰安会」を開催したのうは有名な出来事でした。当時は社員を大切にする目的で、「社員家族運動会」「社員ソフトボール大会」「社員ボーリング大会」など等、そして社員旅行の費用は全額会社持ち、好況な時は台湾や韓国など海外への「社員旅行」も実施されていました。このような福利厚生費に対して国の税制面での支援があったために出来たのであって、今や社員を機械歯車のように使い捨て 経常利益や株主配当ばかりを優先するアメリカ方式に追従している時代では考えられなくなってしまいました。

今回の大不況、明らかにアメリカ資本主義の失敗で責任を取って貰わなくては!原油穀物、住宅ローンまで証券化商品にしてしまった バカな方策!金持ちの金余り現象でそれらの証券を株取引のように買い捲った資本家、加えて各国の年金事業団も買い捲ったとのこと・・・、大不況になって証券の価値が下がれば二束三文になるのは当然の話ですが、下がれば上がる、上がれば下がるのは世の常! この大バクチを金持ちはマネーゲームとして捉え貧富の差がますます大きく開いているようですが、この影響で困っているのは地球上の貧困層!65億人のうち約14億人が食にありつけず、飢えている人々が居るとか・・・

四大新興国、ロシア・中国・インド・ブラジル の首脳がモスクワに集結して、アメリカ資本主義に対抗して、アメリカのような失敗をしないよう話合いが行われたとの事。地球温暖化のCO2取引や駆け引きも当然話し合われたことでしょうか? 日本やアメリカの産業進化スピードを少し減速して、四大新興国位に落とさないと麻生さんが宣言したCO2を15%減らす事は無理でしょう。そして政治家や会社経営者は急成長政策は止めて、社員を終身雇用出来る体制を整えて貧富の差を減らしたり、勝ち組・負け組み等と言う言葉が無い皆が平和で幸せな社会を築かねばなりませんね。
伯爵

アジサイの色が綺麗になりました。デジカメを携帯して撮ったご近所に咲く紫陽花を集めてみました。
 
清泉小学校近くにて

清泉小学校近くにて

かしわ葉アジサイ

青いアジサイらしい紫陽花

ピンクの額アジサイ

ピンクの額アジサイ

大きくて白いアジサイ、葉の形が紫陽花?

薄い黄緑色から薄ピンクのアジサイ

薄い黄緑色から薄ピンクのアジサイ

材木座、清水湯さんに咲く紫陽花

Photo by Kanji. several Hydrangea in Kamakura. June.16(Tu). 2009.