病気になっても病人にはならない・・・、作家 吉武輝子さんの講演を

今日は 鎌倉市と みらいふる鎌倉の共催による、第45回鎌倉寿講座の初日。北鎌倉と大船の中間に在る「レイ・ウエル鎌倉」で朝9:30分からの開講との事で聴いて来ました。講師の「吉武輝子」さんは評論家・作家と肩書きが記されてありましたが、数多くの著書からは 人生の生き方、 高齢者の人生設計、病気との係わり方・・・、などを書き出版したり日本各地での講演活動を積極的にこなして居られるようです。後期高齢者の78歳、酸素ボンベを携帯して演台に立ち約2時間立ったままで話されました。

30年前から膠原(こうげん)病で片肺が無く、二年前カリニ肺炎を患ってから酸素ボンベの携帯が必須になったとのこと。更に3年前には大腸ガンの手術もし自分で「病気デパートのオーナー」と称していました。しかし本人の前向きな姿勢、プラス思考、クヨクヨしない性格、そして現代医療を信じ病気になっても病人にならない努力などが幸いしているのでしょう、スゴク元気そうな78歳に拝見されました。69歳で女性合唱団に入り、73歳でミュージックベルの演奏、竹下景子さんら女性7人で朗読と語りの会を旗揚げ、更に書道や俳句も楽しんで居られるとのこと・・・。人生100年時代、過去の時間は取り戻せませんが 今という時間を精一杯 「人生楽しくガンバロー」 ・・・と

家に戻って昼食を摂りながらTV-SWを入れたら、「スタジオパークからコンニチワ」というNHKの番組に聖路加病院長の「日野原重明」さん97歳が出演して居られました。偶然でしょうが同じ日に、日野原さんからは医者の立場から高齢者の生き方を・・・、吉武輝子さんからは患者側からの高齢者の「人生楽しくガンバロー」の方法が聴かれました。一つ共通しているのは、お二人とも第二の人生設計を今や100歳以上までガンバルよう書き記して居られ、驚いたことに「日野原重明」さんの手帳には105歳までの行動予定が既に記入されてあるようです・・・!
伯爵


「レイ・ウエル鎌倉」で第45回鎌倉寿講座・・・

朝日新聞2009年 3月6日(金)を転載

司会の門田京蔵さん、講演者の吉武輝子さん・・・

酸素ボンベを横に置いて講演する、吉武輝子さん・・・

講演する、吉武輝子さん・・・

講演する、吉武輝子さん・・・

NHK-TV で語る、お若い日野原重明さん・・・

今でもエスカレータに乗らず、階段を歩く日野原重明さん

100歳以上まで、生き方ビジョンの箇条書き・・・

97歳の若さに圧倒されますね・・・

Photo by Kanji. July.6(M).2009. at the Lecture-Hall in Kamakura.