「美空ひばりでふりかえる昭和」 新井恵美子 講師

鎌倉寿講座の4日目最終日、今日は戦後 平凡出版社(現在、マガジンハウス社)を設立された故・岩堀氏の娘さんでノンフィクション作家、新井恵美子氏の 美空ひばりでふりかえる昭和」 という講演をレイ・ウエル鎌倉で聴いてきました。天才歌手美空ひばりが逝って早や20年、敗戦の年の4月横浜大空襲日直前にもし加藤家の防空壕が完成していなかったら、美空ひばりの歌は誰も聴かれなかったことでしょう・・・、と話されていました。伯爵と年令が割合近いからでしょう、戦中戦後の皆が苦労していた当時の話し、浮浪者やホームレスのほか 人々を励ますような歌を唄ってくれた美空ひばり、戦後の昭和の世相が想い起こされました。

話の合間に、時代と共に歌ってきた名曲の幾つかを会場に流しながらの講演でしたのでリアリティがあり検めて美空ひばりの歌の上手さに驚かされたような感じ。幼年期に唄われた「悲しき口笛」「越後獅子の唄」などテープからのコピーで聴かせてくれたのでレコードのような雑音が一切無く、唄っている歌が更に上手く綺麗に聴かれました。世の中、美空ひばりの歌を好む人と好まない人とに分かれるようですが、アンケート「昭和の時代を代表する10人」の3位に入るそうです。1位 昭和天皇、2位 田中角栄、3位 美空ひばり、ちなみに23回忌の 石原裕次郎はベスト10に入らないそうです。
伯爵



ノンフィクション作家 新井恵美子氏・・・

ノンフィクション作家 新井恵美子氏・・・

「愛燦々」「みだれ髪」「川の流れのように」、不思議と晩年近くなると名曲が・・・



川の流れのように」の大ヒットを知らずに・・・

NHK 歌謡コンサートから・・・

NHK 歌謡コンサートから・・・

NHK 歌謡コンサートから・・・

Photo by Kanji. July.9(Th).2009. the lecture of famous singer HIBARI-MISORA by Mrs.E.ARAI at Kamakura city hall.