一庶民の社会評論・・・

昨日今日のインターネットやTV-News を視聴していると、100年に一度と言われる大不況が底打ちしたようだと盛んに報道していますね。世界のお金持ちさん、すなわち投機筋・機関投資家・大口資産家さんが有余ったお金で株式相場や為替市場、証券市場をつり上げ始めたようです。NY原油先物相場も、穀物相場も再び上昇する事でしょうか?

商品や農産物の生産販売、輸入輸出、サービスなどで成り立っていた資本主義社会が、今回のアメリカ方式の「マネーウォーズ社会、マネーゲーム社会」の失敗で大不況が来たされたのがハッキリしていますね。アメリカの大学に勤めていた経済学者が頭をひねって考え出した「サブプライムローン」。これを利用して住宅を買った返済能力の無い庶民はバカを見たし、この「サブプライムローン」を証券化して世界の資産家に売った方も、買った方も大損しましたね。

日本では禁止されている「ネズミ講商売」と似たような感じで、商品が売れている時や景気が上昇している時には成り立つシステムのようですが、一旦売れなくなったり経済が下降し始めると成り立ちませんね。シンプルに考えれば買った事が無い伯爵でも直ぐ解るのですが、お金に目が眩むと解らなくなってしまうのでしょうか? 世界の年金公社もそのへッジファンドを買って大損したようですね・・・、共済年金や厚生年金の受給者にその損害を持って来ないで下さいョ!

今回の大不況で貧富の差が大きくなりましたね! 勝者はドンドン大金持ちに、弱者はドンドン貧乏になるし、世界や日本の社会もその方向に向っていますね。一番困るのは弱者であって、食料にありつけない貧困層が10億人?15億人?が地球上に居て毎日の餓死者も増加の一途とたどっていると国連のユニセフが伝えています。資源や富の配分を平均化させるよう知恵を出して活動しなければなりませんね。

日本は今8月30日に衆院選挙。そのマニュフェスト(選挙公約)で各党が競い合ったり、他党のマニュフェストを批判したりして選挙活動が盛ん! どの党が政権を取っても直ぐ着手して貰わなければならないのは、庶民の貧富の差を縮小する政策でしょうか? しかし、急速な法令改正や新政策の施行で社会混乱が起こらないように願いたいですね。その昔、聖徳太子さんは、多くの新政策を打ち出した事で失敗したと伺っていますが・・・

大きな政策変更は時間を掛けてユックリと・・・。それより庶民が望んでいるのは「将来日本をどのような方向に向わせるのか?どのようなパラダイス国家にするのか?」・・・、というビジョンや夢の有る将来像、50年100年後への目標を語れるリーダーや政治家の台頭ですね・・・
以上文責:伯爵


片目が失明してしまったピアノ先生宅の、可哀相な子猫・・・

サンルームで自給自足のミニトマト、キュウリ・・・

葉山マリーナからの江ノ島・・・

葉山マリーナからの和賀江島と鎌倉海岸・・・

Photo by Kanji. August.8(Sa).2009. in Kamakura Japan.

雇用統計で米経済に楽観論、8月に雇用増加との見方も台頭8月8日(土)12時53分配信 フィスコ

米7月非農業部門雇用者数は-24.7万人と市場予想-32.8万人の雇用減少幅を下回り、昨年8月以来の水準に改善した。また、5月(-30.3万人←-32.2万人)、6月分(-44.3万人←-46.7万人)の雇用者数も2ヶ月分で4.3万人雇用が追加され上方修正された。しかしながら、19ヶ月連続で雇用減少となり、07年12月のリセッション開始から戦後最大の670万人の雇用が喪失した。

米7月失業率は9.4%となり、予想外に6月9.5%から低下した。失業率の低下は08年4月以来となる。また、今後の失業率を鑑みる上で注目される週平均労働時間は33.1時間と予想、6月の33時間から5月の水準に増加しており、今後の失業率が改善する可能性を示した。

バーナンキFRB議長、オバマ米大統領は「失業率は今後10%を超える可能性、経済回復後も2010年にかけて失業率は高止まり」、ガイトナー米財務長官は「2010年下半期まで失業率上昇する」とそれぞれ指摘、雇用市場には慎重な見方が中心となっていた。エコノミストは失業率が来年始めに10%超え、2010年平均で9.8%を予想していた。

米7月平均時給は前月比+0.2%と市場予想+0.1%を上回り、6月0.0%から上昇、前年比で+2.5%。

製造業:-5.2万人(6月-13.1万人昨年9月以来の10万人割れ)
建設:-7.6万人(-8.6万人)
サービス:-11.9万人
教育・医療:+1.7万人(+3.7万人)
政府:+7000人(-4.8万人)

エコノミストは政府の7890億ドルの大量景気刺激策が経済に効果を与え、月に20-25万人の雇用を創設すると見込んでいる。エコノミストのロバートブラスカ氏は「雇用減少から雇用増加への転換は早くて8月に見られる可能性がある。歴史上、一度雇用の増加が示されると経済がすでに回復した証拠となる」と楽観的な見解を示している。

【経済指標】
米・7月非農業部門雇用者数:-24.7万人(予想-32.8万人、6月-44.3万人←-46.7万人)
米・7月失業率:9.4%(予想9.6%、6月9.5%)
米・7月平均時給:前月比+0.2%(予想+0.1%、6月0.0%)
株式会社フィスコプレイ
【以上、Yahoo 経済を転載】