時代の変化を読み取れない困った政治家屋さんたち!

今日は64回目の敗戦記念日。テレビでは朝から戦争当時や広島・長崎への原爆投下の惨状を伝える映像が繰り返し放映されていました。正午には戦没者慰霊式典の中継、高校野球の甲子園でも全員が一分間の黙祷。夜は「北朝鮮核兵器装備や核兵器拡散で、日本は如何すべきか?」というテーマで庶民の討論会が映し出されていました。伯爵は「日本人は平和主義者が多く、緊迫感や緊張感が著しく不足しているなァ〜!」というのが感想で、北朝鮮6ヶ国協議も一方的に離脱し国連の核開発中止決議に対しても、核兵器開発を継続し宣戦布告をしていますね・・・

北朝鮮が一番敵視しているのはアメリカよりも隣国 日本ですね! かつての日本はアメリカに石油などを止められ経済封鎖されたが為に、昭和16年12月ハワイ・パールハーバーに先制攻撃を実施し一方的に開戦しました。今や日本のみならず多くの国が北朝鮮に経済封鎖を強めていますが、”歴史は繰返す・・・”というジンクスもあり心配。昭和16年当時の日本のようにならないよう願いますが、今や軍艦や戦闘機という時代では無く、ミサイルや核弾頭という時代ですョ〜! 不謹慎かも知れませんが、”二度ある事は三度ある・・・”という言葉もあり、三発目の核被災国にならないようガンバリましょう・・・
文責:伯爵

某国では衆院選挙戦の真っ最中! 困ったことに各党派の党首さん達はお坊ちゃん育ちのようで、庶民の心情や社会の変化を的確に読み取れていないようです。昨日今日のテレビの党首討論会などでマトハズレ的な発言が気になりますね。与党であった党首さんは数年前まで続いた高度成長時代を夢を見ているようで「経済回復を第一優先!」の一点張りで補正予算や借金を注ぎ込んでいますが、今の日本は欧米と同じように低成長時代へ突入し始めましたね。このような時に、経済回復を目的で幾らお金を投入しても、”焼け石に水”に終わってしまう事でしょう・・・

平成20年頃からは、”物”から ”心”の時代へとシフトし始めていますね! 戦後の日本は工業国になって、”良い物をたくさん作る”事で高度成長して来ましたが庶民は今や欲しい ”物”や ”買いたい商品”が見当たらなくなってきた・・・、というのが実感ですね。少子高齢化時代になって 家も既に余っているし、マイカーも持っているし、パソコンやデジカメも複数持っているし、不景気になれば買い替えはしなくなるし、衣料品は長く使うし、旅行は控えるし・・・。国がバラマイタ、”特別給付金”はポケットマネーとして自然に消えましたが・・・

平成7年(1995)、某セミナー会社の講演会で竹内日祥さんという知識豊かなお坊さんの話が思い出されます。日本のみならず、文明が進化すると社会構造も複雑化し ”物”が満ち溢れてくると、”心”を豊かにする産業が隆盛しますよ・・・、と強く主張されていたのが 伯爵の ”心”に残っています。原始時代は「五穀豊穣」、明治時代から「重厚長大」産業、戦後にトランジスターが開発され「軽薄短小」産業が加わり、更にパソコンやインターネット、携帯電話が開発されて「情報化社会」が加わりましたね。

しかし庶民が欲しい ”物”が無くなってくると、「楽・美・愛・真」という漢字に関係する産業が持てはやされ、上記した今迄の産業の上に加わり ”心”を豊かにする低成長時代になるでしょう・・・、と!
は字の如く、人が楽しめる産業、趣味道楽、旅行や遊戯施設・・・
も字の如く、自然美や景観美、写真や絵画、音楽芸術、園芸・・・
も字の如く、子育てや介護、道徳教育、冠婚葬祭など・・・
は偽りやイミテーションでは無く、真実に関係する ”心”や ”物”が持て囃されるという事でしょうか?

美しい日本!温泉もあって観光資源に恵まれた日本! 美しい景観美を維持管理し50年100年、1000年後まで残そうではありませんか? 今までは工業国として高度成長してきましたが、これからはスイスや北欧の国々ように、観光立国にも力を入れる ”内需拡大”策をとらなくてはなりませんね。現に お隣り中国、台湾、韓国 の他、マレーシア、シンガポール、オーストラリア などから大勢の観光客や修学旅行生が日本に押寄せていますョ〜

伯爵が思う ”内需拡大”策は、観光産業の育成、高速道路や交通網の整備、インターネットケーブルや電線の地下埋設化を全国規模で実施すれば国内の仕事も増えるし、外国からの観光客も更に増え 外貨をたくさん落とされていく事でしょう・・・
文責:伯爵










Photo by Kanji. August.15(Sa).2009. at ZUSHI-Marina und KOTUBO-Town in Zusi city Japan.