発想を転換し、新産業・新事業へシフトしましょう・・・

今日は衆院選の投票日、各種世論調査出口調査などで開票結果が予測されてしまっていますが、投票しなければ政治にに対して意見を書いたり述べたりすることが道義的に出来ないので、午前中に投票を終えました。

【最後まで、庶民感情や社会変化を読めなかった保守党党首さんたち】

日本の高度成長時代は約20年前に終わり、欧米と同じように少子高齢化、人口減少、低成長時代に入っている事を認識し、政策の誤りを正さねば! 人口減少方向であれば、小さな政府にして議員さんや官僚役人を半減させたり、天下り先を無くしたりして 税金の無駄使いを洗い直しするのが急務のようですね・・・

国家予算や補正予算を「経済回復、経済発展が第一優先」などと言って、大企業や経団連ブルジョア層が潤う事に税金を使った間違い・・・。もし保守政党が第一党になっていたら、デフレ・スパイラルが加速して、物価が幾ら下落しても庶民はお金を持っていないので消費拡大にはならず、更なる大不況が待ち受けていた事でしょう?

産業構造を変えたりして、急ぎ内需拡大策を!戦後の日本は「工業国」として経済発展して来ましたが、今やその役割は「経済新興国」にシフトしていますね。今後の日本の道は 北欧諸国と同じような方向に向うのではないでしょうか? 半工業国、半福祉国家、半観光資源国家、半農業国家、半資本主義国家、半社会主義国家、要は人や生活を! 教育や社会保障を重視して、”物”ではなく ”心”を大切にする落ち着いた国家社会になる事でしょう・・・

☆ 大胆な内需拡大策を!
”箱物”と言われる建造物を造れば 建築労働者の仕事口は増えますが一時的。社会生活のインフラで東京都内の上下水道や都市ガスが未だ行き渡って居ない地域が在ると聞いてビックリ! すると全国的にも未だ整備されて居ない地域が多い事でしょうか?外国各地の観光スポットや世界遺産地域を旅している伯爵は、「日本の電線地下埋設化」事業が世界に比べて異常に遅れているのが気になりますね。

【以下は8月15日の日記、その一部を再掲載】
平成7年(1995)、某セミナー会社の講演会で竹内日祥さんという知識豊かなお坊さんの話が思い出されます。日本のみならず、文明が進化すると社会構造も複雑化し ”物”が満ち溢れてくると、”心”を豊かにする産業が隆盛しますよ・・・、と強く主張されていたのが 伯爵の ”心”に残っています。原始時代は「五穀豊穣」、明治時代から「重厚長大」産業、戦後にトランジスターが開発され「軽薄短小」産業が加わり、更にパソコンやインターネット、携帯電話が開発されて「情報化社会」が加わりましたね。

しかし庶民が欲しい ”物”が無くなってくると、「楽・美・愛・真」という漢字に関係する産業が持てはやされ、上記した今迄の産業の上に加わり ”心”を豊かにする低成長時代になるでしょう・・・、と!

は字の如く、人が楽しめる産業、趣味道楽、旅行や遊戯施設・・・

も字の如く、自然美や景観美、写真や絵画、音楽芸術、園芸・・・

も字の如く、子育てや介護、道徳教育、冠婚葬祭など・・・

は偽りやイミテーションでは無く、真実に関係する ”心”や ”物”が持て囃されるという事でしょうか?

しい日本!温泉もあって観光資源に恵まれた日本! 美しい景観美を維持管理し50年100年、1000年後まで残そうではありませんか? 今までは工業国として高度成長してきましたが、これからはスイスや北欧の国々ように、観光立国にも力を入れる ”内需拡大”策をとらなくてはなりませんね。現に お隣り中国、台湾、韓国 の他、マレーシア、シンガポール、オーストラリア などから大勢の観光客や修学旅行生が日本に押寄せていますョ〜

伯爵が思う ”内需拡大”策は、観光産業の育成、高速道路や交通網の整備、インターネットケーブルや電線の地下埋設化を全国規模で実施すれば国内の仕事も増えるし、外国からの観光客も更に増え 外貨をたくさん落とされていく事でしょう・・・

文責:伯爵


①【最近のニュースから】
経済新興国、インドのタタ・モーター(Tata Moteors Limted) という会社は日本円で20万円を下回る軽乗用車を大量生産・販売するとの発表がありました。ガソリンエンジンの車は、経済新興国と言われる、中国、インド、ロシア、ブラジル、中東産油国などで、安く、高品質に、早く、大量生産する時代にシフトしていますね。下のWeb をクリックしてご覧下さい。
http://www.kanshin.com/keyword/1250754/comment

②【最近のニュースから】
つい最近、北欧フィンランドで世界最大の豪華客船が竣工したとTV-News が伝えていました。ジュネシス号 22万トン、船客数 5,400人で乗組員も約同数乗船するので、約1万人が乗船するようです。カリブ海航路に就航するようで、アメリカの年金生活者やブルジョア層が乗船し、マダマダ船数が足りないようです。注目したいのは、日本では工業国と一般に呼んでいない 北欧フィンランドで建造されたという事ですね・・・

ちなみに、その昔知られたクイーンエリザベス号は8万3,673トン、横浜ベイブリッジの下を通過できましたが、最近建造される10万トンを越える大型豪華客船は通過出来ないようです。日本や韓国は大型タンカーを造る技術は優れていましたが、豪華客船は北欧の国には敵いませんね!
近年の豪華客船の建造・就航状況、下のWeb をクリックしてご覧下さい。
http://www.cruise-traveler.com/new_ship/newship0201.htm



Photo by Kanji. August.2009. in Kamakura.