旅の３日目、深センから電車で懐かしの香港へ

■ 懐かしの香港へ、電車で・・・

英国やポルトガルから中国に返還される前の、香港やマカオを観光したのは 1967年の一月。横浜の大桟橋から、Royal Dutch Ocean Line の大型客船に乗って、神戸で一泊し香港まで片道４日掛け、往復10日の JTBツアーに参加した事がありました。商社に勤務中はトランジットで狭い香港の旧飛行場に降りたことが何度かありましたが、観光で訪れるのは今回が二度目になりました。

その当時の香港のネーザン通りなどでは二階建ての路線バスや二階建ての路面電車が走っていたり、タクシーは全てディーゼル・エンジンを乗せたメルセデス・ベンツ。当時の日本では、ベンツに乗るのはお金持ちさんだけでしたが、約40年前の香港では庶民の足にベンツが使われていました。今は二階建て路面電車が廃止され二階建てのバスとアズキ色したトヨタのタクシーが巾を利かせていました。街中は排気ガスが無くなり昔と比べると落ち着きが出てきた感じがしますね。

当時の高層ビルは建て直されたりしてビクトリアピークから眺める夜景は、やや精彩に欠けるようにも見られましたが、多分他の都市上海や蘇州、北京や大連などが著しい発展・繁栄を遂げているので、有名な ”香港の夜景”が目立たなくなったのかも知れませんね。それに反して、マカオの繁栄は素晴らしくカジノの売り上げはラスベガスを上回ったそうです。中国人もバクチが好きなようですねェ〜
伯爵

深センのホテル部屋から、朝の眺め・・・

深センのホテル部屋から、朝の眺め・・・

深センのホテル部屋から、朝の眺め・・・

朝6：30分のモーニングコール、７時から朝食、８時の出発に・・・

食卓を準備中・・・

食卓を準備中・・・

中国では一般的な、お粥（かゆ）にザーサイでの朝食を戴いて・・・

深センの道路もほとんどが、片側４車線・・・

深センのタクシーはＶＷが多く、ツートンカラー・・・

左側のビルが深センから香港への入国審査場、３階での審査を終え渡り廊下を歩いて香港行きの電車に乗車しました。香港もマカオも中国に帰属しましたが、中国人の自由な往来を制限するために、国境のような入国審査があって、観光客には不便ですね・・・

電車に乗って香港へ、車内に液晶テレビも付いていて山手線と同じ・・・

香港、大学駅で下車・・・

香港タクシーのほとんどはトヨタ製、暑さしのぎで屋根が二重に・・・

香港での観光バスは、最新型・・・

伯爵

Photo by Kanji. Sep.26(Sa).2009. under the way from Shen Zhen to Hong kong by tram in China.

■ 1950年代の映画「慕情」のロケ地、香港島レパルス・ベイへ

懐かしの映画「慕情」の舞台になった香港。ウイリアム・ホールデンとジェニファー・ジョーンズとが演じた悲恋映画はこの映画音楽と共に有名で映画史上に残る名作ですね。この映画のロケ地に使われたのが、香港島のレパルス・ベイ（浅水湾）やビクトリアピークの丘陵地帯。1950年代のハリウッド映画なので約60年前の作品になりますね。伯爵も学生時代に映画館で観たり、数年前はBS放送で観たり、あァ〜、何と年月が経つのが早い事か・・・
伯爵

外気温は37℃を示していました・・・

■ レパルス・ベイ砂浜の左側に、原色の色鮮やかな寺院や天后廟が・・・

中国人は原色の赤や黄色を好むようで、仏教寺院や祭事、レストランでも派手に使うようですね。ヨーロッパのリゾート地を思わせるような超高級リゾート・マンションが建ち並ぶレパルス・ベイ、、その一角に原色の寺院や天后廟が目に入るのは何かアンバランスを感じますが他方、此処は中国ですョ〜・・・、と虎視しているようにも見られますね。

天后廟には長寿橋、姻縁石、景福臺、正財神に幸福の神、ありとあらゆる福の神、縁起の良い物を一箇所に集めた感じ。伯爵も長寿橋を渡ったり、布袋様を撫でたり、中国人観光客と同じようにお祈りしました・・・
伯爵

この橋を渡ると100歳以上の長寿に・・・

伯爵も記念に・・・

お金持ちになれるように・・・

阪急交通社ツアーの御一行様、37名も・・・

Photo by Kanji. Sep.26(Sa).2009. at Repulse Bay of Hong Kong in China.

■ 香港島から九龍半島へ、スターフェリーに乗って・・・

朝、深センから電車とバスで香港地区に入ったのは新界と九龍を走り、ビクトリア湾の海底自動車トンネルを抜けて香港島のレパルス・ベイを観光しましたが、九龍側に戻る際はスターフェリーが使われました。約40年前に来た時はスターフェリーだけで、何時も大混雑して往来していましたが、現在は船の数が少なくなってトンネルが主役になったようです。
伯爵

香港で一番高いビル？

バスを降りて、スターフェリー乗場へ・・・

九龍方向の眺め、乗船時間は６〜７分・・・

香港島の船着場を後に・・・

香港島を後に・・・

中国の豪華客船？約40年前に乗った客船が懐かしい・・・

Photo by Kanji. Sep.26(Sa).2009. at Victoria Harbour in Hong Kong.

■ 香港のレストラン「豪苑」で昼食、午後はショッピングや繁華街の散策

フカヒレ水餃子付き広東飲茶での昼食・・・

中国料理店では珍しい寒天のデザートが・・・

黄大仙寺院をお参り、香港は土地が狭いので傾斜地に在って大混雑・・・

Duty Free Shop のショッピングモール・・・

イタリアやフランスのブランド店も・・・

宝石店などでショッピング・・・

自由時間は外でウインド・ショッピングしたり・・・

アジア体育祭（'09.12/5〜13）のキャラクター人形も・・・

歩道には露天カフェも・・・

夜のオプション・ツアーで乗車する、二階建てオープン・観光バス・・・

伯爵が香港で購入した自動巻きのローレックス、価格はナイショ・・・

Photo by Kanji. Sep.26(Sa).2009. at Hong Kong.

■ 夕食を終えて、香港の夜景を拝見・・・

ビクトリア・ピークとビクトリア湾岸からの二箇所へ行って香港の夜景を拝見しました。ビクトリア・ピークは観光バスでの団体観光客ばかり、他方横浜山下公園のような湾岸地区は夕涼み花火見物に行くような感じの中国人が多く出て賑わっていました。今日は土曜日、若者カップルも一杯でアツアツ。高層ビルの照明やレーザー光線での「Avenue of Stars」という光のショーでしたが、イマイチ・・・

イマイチ・・・と言えば、今回の旅行で使用した某フイルム会社製のデジカメ、F200-EXR という割合新しい機種。強い光が画面に入ると、斜めのフレアー（ぼけ）が入ったり、ピントが合う前にシャッターが降りたりでかなり不自由しました。早速、修理に出しましたが直るか直らないか？それとも設計ミスかも・・・
伯爵

北京料理店で北京ダック付きの夕食でした・・・

レストラン近くのダウンタウン・・・

ビクトリア・ピークから香港の夜景・・・

ビクトリア湾からの夜景・・・

月も輝き・・・

アジア体育祭は12/5〜13日に開催されるようです・・・

Photo by Kanji. Sep.26(Sa).2009. the Night Views in Hong
Kong.

■ 二階建てオープントップ・バスに乗って、夜の香港めぐり

これは希望者のみの OPツアーでお一人さま 3,500円。香港で一番賑やかなネーザン通りや歓楽街、そして「女人街」という所へ二階建てのオープン・バスで Go！「女人街」という場所は女性ばかりの街という訳ではなく、女性物の雑貨類や衣類、バッグや装飾品などが多く売られている商店街という意味で、観光客には誤解を招き易い街名ですね。添乗員さんに聞いたら、「男人街」もナイト・マーケットに在るそうです。へェ〜
伯爵

高架道路は涼しくて快適・・・

伯爵も記念にパチリ・・・