両親が生まれ育った町、秋田県横手市へ

横浜駅西口から夜行長距離バスに乗って、横手市へ Go!

母方の従兄弟(いとこ)の母親が 96歳(1913年、大正二年生まれ)が亡くなり、九日(月)に告別式を行なう というので八歳年上の兄と出掛けました。伯爵の亡き両親は秋田県横手市の生まれ育ち、兄は戦時中 横手市の従兄弟家に疎開した経験があり、伯爵も敗戦を前後して何度か母親と夜行列車に乗って横手市に来た事があるのを覚えています。96歳で亡くなられた優先生は地元の小学校で長年教鞭を取られていましたが約12年前から関節痛のため寝たきりの療養介護生活が続いていました。

横手市は小説家 石坂洋次郎さんの「山と川のある町」でも紹介されている自然豊かな城下町。観光資源も豊富で夏のお盆には旭川の河原に多くのダシ舟が繰り出される「送り盆祭り」、春は東北7大桜名所地の一つとして有名な「横手城址公園の桜」、東京の旅行会社では多くのバスツアーが組まれています。ヨーロッパのカーニバル・シーズンが始まる頃、2月15-16日は「かまくら祭り」、17日は「梵天(ぼんてん)祭り」が催行されます。近年は外国から特に景気が良い中国など東南アジアやオーストラリアの観光客が非常に多くなっているようですね。

横手市は西暦1600年以降、徳川家康の時代になってから茨城県の藩主であった佐竹一族が作った城下町の一つで、湯沢市横手市、大曲市、大館市、角館市など その城下町の造り方は類似していて、当時の面影を残す建物が数多く残っています。これからの日本は低成長時代、「コンクリートから人へ」の時代に入り観光資源が豊富な日本はいよいよスイスや北欧のような観光立国になる事でしょう。早く世界文化遺産の登録をしないと昔の景観、面影、建物が次々に無くなってしまいますね・・・
鎌倉市在住の伯爵


横浜駅西口から江ノ電の夜行長距離バスで横手市

12番バス乗り場から、21時35分発・・・

バス社内は深いリクライニングの3列座席、トイレも付いているのでビールを飲んでも安心・・・

「山と川のある町」横手市に朝6時に到着・・・

横手駅前のプラザホテルで朝食・・・

横手駅前温泉の「ゆうゆうプラザ」で一風呂浴びて温まってから・・・

横手市のハイキング・コースの案内・・・


自然豊かな横手盆地は稲作がメインですが、農産物や果樹栽培も盛ん・・・

鎌倉市と同じように。汚水マスの蓋(ふた)にも「かまくら」や「お城山の桜」の観光案内が・・・

Photo by Kanji. November.8-9th.2009. from Yokohama to Yokote city, Akita pref Japan.