養老孟司 先生の講演を聴いて ・・・

今日は「みらいふる鎌倉」(鎌倉市老人クラブ連合会)創立45年式典、功労者表彰式、そして鎌倉にお住まいの解剖学者、脳科学者、「バカの壁」など数々の著書がある「養老孟司 先生」を招いての記念講演会が「鎌倉レイウエル」(鎌倉勤労福祉会館)のホールで開かれました。伯爵は勢年部に属していて、今日の式典や講演会の運営を手伝うので約2時間前から会場に来ていました。「みらいふる鎌倉」が主催とはいえ鎌倉市が共催し、今回の市長選挙で当選した若干37歳の鎌倉市長も参席し祝辞を述べられました。

午後3時からの講演会に大勢の受講者が来るだろうと、式典の最中は寒い外で来場者の案内係りを勤めていました。指示者から前もって「講演会の案内板は午後2時30分から表に出して下さい・・・」と言われていましたが、ホールには空席が目立ち、伯爵の判断で午後2時15分に看板を外に出して通り掛る人へも呼込みを始めたり、携帯電話で近隣の知人友人にも電話を掛けて誘いましたが、時既に遅し・・・

養老先生が鎌倉からタクシーで会場の「鎌倉レイウエル」に着いたのが午後2時30分 Just!、「養老孟司 先生の講演会」という看板を予定時間より早く外に出して置いて、良かったァ〜・・・と、一安心。三階の控室にご案内してから5分もすると一階に降りて来られ、外で喫煙しながら伯爵と「世界文化遺産登録」について5分位お話を聞かせて戴きました。先生は「鎌倉世界文化遺産登録推進協議会」という長い名前の会の、会長を努めておられます。

先生の講演内容は、やはり認知症・痴呆症やアルツハイマーにならないよう、高齢になっても脳や体を鍛えよう・・・、というお話が主眼でした。医学博士で解剖学者、脳科学者でもあるので興味深く参考になるお話ばかり。人は五感・知覚で寒暖、季節感、味・匂い・音などを脳に伝え(入力)、脳で思考・意識(演算)、体で行動(出力)するので、このサイクルが狂うと体や脳に異常を来たすと・・・。意識とは何?眠って居る時?麻酔薬が効いて居る時?死んだ時? 人の意識や命は現代医学・科学では解りませんと・・・
伯爵

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%8A%E8%80%81%E5%AD%9F%E5%8F%B8




会場準備中・・・

「みらいふる鎌倉」の歌を合唱・・・

100歳になられた「みらいふる鎌倉」の功労者を表彰・・・

養老孟司 先生の講演案内の看板を奥から出して、記念にパチリ・・・

脳を活性化させましょう・・・、と


武家の古都・鎌倉ニュース Vol.12. 2009.

Photo by Kanji. Nov,24(Tu).2009. at the lecture-Hall in Kamakura.