戦後65年、「心」は貧しく 「物」は豊富に ・・・

戦後育ちの伯爵、子供の頃は大勢の家族の中で親の家計を助けながら、兄弟や近所の遊び仲間にもまれながら、小学生時代は本を良く読み まるで「二宮金次郎」の縮小版のような生活をしていたのが想い起こされます。


戦後65年経った今日を、当時の生活と比較すると

☆ 物や食料が「豊富」に、心が「貧乏」な時代に、
これぞ「貧富の差」が拡大 ・・・

☆ 今や核家族化が進み、若い親や先生が幼児や小学生に人社会の「善悪」を
  正しく教えられなくなってしまいましたね・・・
  大人は「時代が激変して価値観が変わったのだから・・・」と言い訳を
  していますが・・・?


  子供は それを良いことに 「年長者、親や先生の説教」に耳を閉ざすよう
  な習慣が備わってしまいました。人社会の「善悪」の判断は 戦前であろ
  うが、戦後であろうが少しも変わっていないのに・・・


☆ 先日大阪で、1歳と3歳の子供に食事を与えずマンションに閉じ込めて
  殺してしまった・・・、という痛ましい事件が起きましたね。以前には
  「秋葉原事件」や「マツダ構内事件」での無差別 殺人・・・。原因は
  経済の「貧富差」ではなく、物質と心の「貧富差」ですね。


  共通して言えるのは、「人の命の重さ大切さ」 を教えられる人が少なくなり、「人の立場で 物事を思慮・考察」するという考え方も出来ないのでしょう。「自分だけ良ければよい・・・」 という自己中が蔓延してしまい、これからの日本は どうなの〜


☆ 日本は、物や食料が「豊富」で心が「貧乏」な国、その「貧富の差」が
  欧米と比べても拡大しているように見られます。外国ではかなりの人々が 
キリスト教イスラム教、仏教・儒教などを 「心のよりどころ、社会生活の基盤」 にしていますが、日本では・・・?
伯爵










Photo by Kanji. August.15(Su).2010. at the neighborhood in Kamakura.