東日本大震災、福島原発人災事故から早2年・・・

地震津波で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、津波福島原発放射能汚染で住む場所を追われた方々、怪我や病気になった方々、大きな経済損失や大きな ”心の傷” を受けた方々、HAPPY-Life を失わされた方々・・・、お見舞い申し上げます。


テレビや映画での映像を見たり、実際に塩屋岬近くの津波被災地を昨年訪ねてみましたが筆舌に表わしがたく、お見舞いの言葉がありません。


昨今、国会予算委員会のテレビ中継を視聴していると、株高! ドル高! ユーロ高!、そして円安にして日本の景気浮揚させようという話しばかり。 株や先物取引をする”マネーゲーム” が出来る金融界のプロやお金持ちさんはゲームに参加出来、益々巨大な”金持ち”になりますが、庶民には危険極まりないと思いますね・・・


円安のため、日本に ”生産工場” を呼び戻して生産活動を再稼動させても、熟成された国々、欧米や日本では ”買いたい商品、売れる商品” が特に無いようです。いくら工場で商品を製造しても、安く優れた商品であっても、飽和している状態であれば売れないですね。 ”買い替え需要” はあっても、持続可能な社会を思えば、”不用品やゴミ” を作る事になり、日本のみならず地球経済が上向くでしょうか? 上向かせる必要が在るのでしょうか?


必要以上の国家予算を使って ”雇用拡大” 策を講じるより、産業構造の変化、新産業の興隆策が必要ですね。少子高齢化、人工減少を見据えて、雇用のミスマッチがないように 国は方向付けが必要ですね。 東北の震災被災地では、土木事業者や従業員の不足、特殊技能を必要とする工場では人手不足で シニアの労働者が継続勤務、農水産業の大幅な人手不足が叫ばれています。
伯爵