「みらいふる鎌倉」 二階堂支部の新年会に参席

今日28日(木)10:30分から鎌倉宮(大塔の宮)の集会所、太平殿で「みらいふる鎌倉」二階堂支部、白寿会の新年会に参席しました。新年会なので昼食弁当にお酒やお菓子も出ての親睦会。「みらいふる鎌倉」は老人連合会の愛称であって、会長や司会者の話、席の左右前後の方々の会話内容は「年を取っても、脳や体を鍛えて元気に過ごすにはどうしたら良いか?」。。。、というお話しが自然とメインになりますね。昨年、鎌倉で開催された日野原重明さんや 養老先生の講演会内容などが話題になりました。
伯爵

某生命保険会社のメールに以下のような記事が有りましたので、転載してみました。

いくつになっても脳は若返る!その秘訣は・・・?

より良く年を重ねていく上で身体の健康管理を行っていくことは大事ですが、頭=脳の健康
を保っていくことも非常に大事です。「年をとると脳細胞は減っていくだけで増えない、
いつか認知症になってしまうのではないか・・・」と心配していらっしゃる方も少なくない
のでは?しかし、大丈夫です!人間の脳はいくつになっても若返ります!脳を成長させる
秘訣をご紹介しましょう!

まず事実として次の3つのことを覚えておいてください。これは近年の脳科学神経科学・
心理学の研究から、わかってきたことです。それは・・・、

☆脳細胞はいくつになっても再生する
(1998年、スウェーデンの大学病院・生物学研究所の研究者が発見した事実)

☆蓄積した学習や経験を活かす能力(結晶性知能や知恵)は年をとっても低下しない
(新たな情報に即座に対応する機敏さ・スピードが求められる能力(流動性知能)は
加齢とともに低下する傾向がみられますが、言葉や知識、問題解決の方法等、生活上より
必要とされる能力は加齢とともにむしろ向上する。)

☆脳は低下する部分を他の能力で補おうとする働きをする(=脳の可塑性(かそせい))
(脳の中にある神経ネットワークを再構築して低下した部分をその他の部分でカバーしようと
する脳の特性。例えば、左脳の機能が弱まれば右脳も使われ始めるといったこと。)

つまり、脳はいつまでも働き続ける(脳の病気である認知症を除く)ため、いくつになっても
何かを学び、知識を蓄えることは実は可能なのです。
60歳を過ぎてから、これまで触れてこなかった学問に触れる、楽器を始める、こうしたことは
本人のやる気と努力次第で可能です。
平均寿命が83歳(07年)と延びている昨今、60歳からが、より豊かな人生を謳歌できる
時期と言えます。「もう年だから無理」とあきらめずに、新しいことを始めてみてください。

では、脳を若返らせる秘訣(※)をこれまでの様々な研究成果から得られた知見をもとにお示し
しましょう!
(※)発達性知能の高い人等の特徴をもとに、特に日常生活面で意識すべきポイントを独自に作成

1.常に目的や夢を持ち、未来志向的に生きる
2.日常生活の煩雑なことも人任せにしないで、自分で判断し、処理する
3.生活の中で困ったことや問題が起きたとき、ポジティブに捉え、主体的に問題解決に挑む
4.本や新聞、雑誌をよく読む(知的好奇心を高く持つ)
5.新しいことにチャレンジする
 (未知の分野の講習会に参加してみる。近場であれ、遠くであれ、未知の場所を旅する。
  社会と積極的に関わる。他の世代とも交流する。「恋」をする。仕事をする等)
6.豊かな栄養を摂る(ご飯を主食として、特に魚と豆をとる、つまり伝統的な日本食
7.ウォーキングなど定期的に運動をする(なるべく毎日)

これらは一見目新しいことではないかもしれませんが、いずれも脳を働かせる、脳を刺激する
要素を含んでいます。脳も身体と同様に使わないと衰えが早いことは事実です。いつもと同じ
生活パターンを繰り返すのではなく、たまには知らない町を散歩する、苦手であきらめていた
ことにも再チャレンジするなど、いくつになっても新しいチャレンジ・変化を求め続けていく
ことが、脳の健康、ひいては身体の健康を保つ秘訣にもなります。
ぜひ明日から新しいチャレンジを始めてください!

⇒ 当コラムは、東京大学高齢社会総合研究機構(IOG)からの情報提供によるものです。


Photo by Kanji. the Camellia flowers in Kamakura.