山の上や中腹に、”復興” 町造りを・・・

津波で町ごと全てが流され、30分以内に高台に避難出来なかった方々は、地方の村落では3人に一人の高齢者、幼児や病人、そして津波用の防波堤を信用していた人々が亡くなられたり行方不明に・・・


瓦礫を片付けて元の場所には約5年用の仮設住宅に止めて、海抜20m位に盛り土で造成するか、山の高台や中腹に ”新防災町造り”を着手する必要があるのではないでしょうか・・・?

 
東北では平安時代に大津波が襲い大被害が、1896年 明治三陸地震では岩手県綾里で 津波高さ38.2mが襲い 22,000名が死亡行方不明者がでている他、チリ津波も襲っていますね。 津波災害防止用に造られた防波堤や防潮堤は、大津波には ほとんど役に立っていない事が今回証明されましたね・・・。


縄文時代から人は ”高台に住む” 事を知っていましたが、平地が少ない日本では低い土地に家を造らなければ 住む場所が無い・・・、という時代が続きました。 しかし今や少子高齢化時代で人口減少、且つ地方の過疎化で再び ”高台に住む” 防災対策を実行に移すチャンス、さもないと同じ災害を100年後?に 繰返しますね・・・


東京では過去の歴史から約90年周期の ”関東大震災”が心配。 大津波が発生したら、東京湾埋立地や 江東ゼロメートル地帯が流されてしまいますね。 防波堤や 防潮堤が有っても決して ”安全” ではありませんね。 大震災・大津波が襲った後、政治家や学者は再び ”想定外であった・・・” と言うことでしょう・・・
文責・伯爵


Photo by Kanji. Mar.25(F).2011. at YUIGAHAMA-beach in Kamakura.