日本は観光資源に恵まれた国、早く観光立国にしないと ・・・


冬や雪が無い国、シンガポールの友人 SIM-San 、タイの旅行先から・・・
日本語を勉強していて、ひらがなの読書きが出来るようになりました・・・

北ドイツ、キール市にお住まいの友人 Anil-San、フランスの旅行先から・・・
大きなキャンピング・カーをお持ちで、毎年 ”ヨーロッパ国内を一緒に旅行しないか?” と誘われていますが・・・

今回の旅行、ドイツ→フランス→スペイン→ポルトガル へは何を使って旅行したかは分りませんが・・・

 伯爵の世評と読み・・・

日本は少子高齢化が顕著、人口減少で多くの歪みが出始めていますね。今日のNHK クローズアップ現代では、市町村税の税収落込みで公共施設の運営管理が出来なくなり民間企業に運営を委託したり、売却したりする様子が映し出されていました。ドルや ユーロ、元やウオン 等に対しての円高の時代に・・・


加えて、ヨーロッパから始まった世界的な株価下落!日本の ”物作り産業”は労務費が安い海外に脱出しないと採算が合わない仕組みになって来ましたね。デジカメなどデジタル商品の殆どは東南アジア製になり、自動車も数年前から ”ニッサン・マーチ”などは全て マレーシアで組立てられて、日本へ輸出され国内販売されているそうです。


日本は工業生産の空洞化が顕著になり始め、欧米と同じように若者の失業率が10パーセントに届こうとしていますね。政治家や日銀さん、経団連や学者さんたちは、”景気回復”だとか、”財政危機克服”などといっています。世界的な ”景気沈滞傾向”なので日本だけが幾ら頑張っても”焼け石に水”のような感じがしますね・・・


アジア 特に中国やインド、インドネシア等には何億という人口を抱え、経済発展が著しいですね。日本がその昔、”岩戸景気や何々景気・・・”と言った時代と同じような現象が起きて中間層や労働者が裕福になりつつあります。日本は ”物作り産業”に執着せず、観光産業や農業・林業・漁業、などへ重点をシフトする必要があると思いますが・・・


先日 鎌倉で ユース・ホステルや 民宿に類似するような、”シェアーハウス、ゲスト・ハウス” に関心があって、日本に来られる外人観光客のお世話をしたり 生きた語学の練習をしたりしている若者とお話しする機会がありました。島国 日本に住んでいる国民一人一人が海外の人と接し、交流を深めないと先進国の中で 日本だけがどんどん遅れていきそうですね・・・


日本は世界の中で ”観光資源に恵まれた国” 山あり、川あり、湖あり、海があり、火山や温泉、春夏秋冬もあって春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色、等々・・・。伯爵はかなり多くの国々を観光や仕事で廻って来ましたが、日本のように観光資源に恵まれた国はそう滅多にないようです。国内に留まっているとその事になかなか気付きませんが・・・


伯爵が現役の頃は、外国の仕事仲間を我が家に泊めて鎌倉案内したり、友人のドイツ人の息子さんをホームステイさせてあげた事がありますが、旅先で知り合ったシンガポールカップルを泊めてあげたり、まるで ”ゲスト・ハウス”のようでしたが、家内が亡くなってからは難しくなってしまいましたね。 鎌倉が二年後を目指して、”世界文化遺産登録” に申請するようです”。


福島原発放射能汚染が収まると、再び欧米や 景気が良い新興国の観光客が増える事が見込まれます。南半球に在るオーストラリアや ニュージランドは日本と春夏秋冬が逆、現地の夏に 冬の北海道でスキーを愉しむのが流行っていましたが 放射能問題が収まると北海道の冬も再び賑わうことでしょう・・・。


数年前、オーストラリアを一周した際、澄んだ夜空に輝いていた ”南十字星”、 地上の湿った洞窟で見た ”土ホタル” の不思議な輝き、ブリスベンで抱いた”コアラ” の感触、ケアンズから グリーンアイランドへの往復で使われる高速船、その揺れでの船酔い など、懐かしさが想い起こされますね。


子供が巣立ち、空き部屋が多くなった伯爵邸を手入れして、非営利活動で ”ゲスト・ハウス” を開設しようかなァ〜・・・、と想いつつ数年が過ぎてしまった昨今・・・
伯爵